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01月31日 08:10東京新聞
油彩の美しさ「三人展」で表現 伊勢丹松戸店
(東京新聞)
 油彩を使いながら三様の世界観を表現する「絵画三人展−浮遊する想(おも)い」が、松戸市の伊勢丹松戸店本館九階画廊で開かれている。
 タイトルを象徴する作品が萩原始(はじめ)さん(50)の「ニライカナイ」。沖縄のハマユウが咲く白砂の上空をマンタが悠然と飛ぶ。行き先は海のかなたにある理想郷。悠久の青い空を浮遊しているさまは幻想的で油彩なのに明るい日本画のようだ。
 細迫諭(ほそさこさとし)さん(49)=写真=の作品はテンペラを併用し、色鮮やかな果物が多い。接地面に影や境界をつくることで静物が浮き立ち、崇高さを感じさせる。昨年五月、脳内出血で倒れ、右手足が不自由に。リハビリで三カ月間入院し、回復後の右手で時間をかけて描いた貴重な六作品を初めて出品する。
 二人は千葉県に近い茨城県龍ケ崎、取手市にそれぞれ住み、作家活動をする。
 岩倉まどかさん(41)はヨーロッパの街並みを描き、淡い色彩がガラス絵のように美しい。三人で計四十五点を展示する。無料。来月二日まで。 (野呂法夫)

記事とは関係ないですが行田市の忍城です。

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