
ふかふかふわふわの動物たちを描き、近年はシマエナガの画家として広く知られる原田愛。変化する自然の様相を、夢幻の世界に変容させる独自の色彩感覚で表現する井村健太郎。左官職人の経験を活かし、漆喰と藍の息遣いを感じつつ自然を想起させる作品へと昇華する相川出后。自然の発するささやきを、異なる技法で表現する3人のアーティストの競演をお楽しみください。
自然への交響曲
原田愛・井村健太郎・相川出后3人展
2026年2月6日(金)~10日(火)
10時~18時30分 ※最終日17時まで
伊勢丹立川店 8F アートギャラリー〈入場無料〉
出品作品より



Artist Bios
原田愛 Ai Harada

原田愛 Ai Harada
1987 福岡県築上郡上毛町(旧:大平村)生まれ
2009 武蔵野美術大学油絵学科卒業
2014 個展 東京
2014 グループ展 福屋八丁堀本店
2015 グループ展 阪神梅田本店
2017 グループ展 東急百貨店たまプラーザ
2018 山本冬彦推薦作家による自画像展 Gallery ARK/神奈川
2019 個展 伊勢丹新宿店
2019 個展 銀座伊東屋
2020 グループ展 伊勢丹新宿店
2020 個展 伊勢丹浦和店
2021 グループ展 ヒルトピアアートスクエア/新宿
2024 個展 伊勢丹立川店
2024 個展 伊勢丹浦和店
2025 グループ展 名古屋栄三越
2025 グループ展 博多阪急
他多数
原田愛は、武蔵野美術大学卒業後、主にパステルを用いて作品を作り続けています。
物語や名画から想を得た女性像をはじめ、郷愁を誘う風景画、仔犬や兎やオコジョといった愛らしい動物など幅広く描く原田愛ですが、圧倒的な人気を誇るのはシマエナガを描いたパステル画です。
Yahooニュースでは「シマエナガの画家」として紹介され、展覧会場には多くのお客様が来場され、初日から作品がわずかとなりました。白くふわふわしたシマエナガは、パステルの画材のもつ柔らかな質感によって愛らしさを増し、そのつぶらな小さな瞳が見る人の心をとらえます。
井村 健太郎 Kentaro Imura

井村 健太郎 Kentaro Imura
美術作家 / Contemporary Artist
大阪府豊中市生まれ。
2025 インデペンデント東京/東京
2023 JAPAN ART FAIR Gallery Max New York/アメリカ・ニューヨーク
2020 個展 アートモール/東京
2016 個展 銀座スルガ台画廊/東京
2014 注目の作家展 アートスペース羅針盤/東京
他多数
絵画の制作において頭の中で感じる、色彩、かたち、構図、動勢を
表現しています。
過去――
花のスケッチを毎日のように繰り返していた。ある年の初夏の頃、野にいでて咲く花々のスケッチを1日中、飽きることなく行っていた。その夜、寝床につき目を瞑ると風に揺れる花々が瞼の裏でスパイラル状に動いていた。久しぶりのこの光景が、あまりにも素敵で美しく感じて、なんとか作品に取り入れようと試行錯誤を繰り返す。その後はそれを総合的に描いて発展させ次のステップへ進む準備をしました。
現在――
人物画を感じたままの着彩。また理想の形を目指して制作。関わりのあった人たちを自分の印象で描けたらという気持ちです。表現したいものは人物の周りに感じる光、空間です。
未来――
人生の制作を総合的に熟考し、いつものように試行錯誤して自分自
身とは何かについての表現を目指します。私の個性、私自身にしか見えないものを表現したい。今こんな思いで制作しています。 (井村健太郎)
相川出后 Izumi Aikawa

相川出后 Izumi Aikawa
左官士・アーティスト
1976 新潟県生まれ、岐阜県育ち
2015 地産漆喰の再生PJ、漆喰DIY活動を始める
2020 左官工として現場仕事を始める
2022 アート活動開始。書道家や現代水墨家とコラボ発表
2023 展示「藍波~Exhibitionのはじまり~」(岐阜)
2023 岐阜県男女共同参画ぎふ女のすぐれもの受賞
2024 二人展「土と漆喰の世界」(名古屋)
2024 Independent Tokyo 2024 出展(東京)
2024 二人展「墨と灰」(岐阜)
2025 個展「静謐と躍動」(名古屋)
養老芸術祭に参加(岐阜)
Independent Tokyo 2025 出展(東京)
第6回ぎふ美術展入選
私たちの内には、自然とつながる感覚が潜んでいます。その瞬間、自然の一部だと認識しているわけではありません。ただ、解き放たれ、癒され、存在を感じているのです。
漆喰と藍で鏝を使い、伝統的な左官技術に藍の染色を交えた新たな手法で風景を生み出します。左官は水仕事と呼ばれ、水の引き加減を見極めながら進めます。自然とつながる、自然の粒子と人の細胞が共鳴する――そのあわいをつなぐのも、水ではないかと考えています。
作品は内に湧く感覚を手に委ねて描かれ、自然事象がもたらす偶然性が息づきます。漆喰と藍から生まれる風景は、山にも大海原にも見えるでしょう。静謐と緊張、躍動と生命感が重なり合い、観る人の「いま」と呼応しながら静かに変化していきます。 (左官士・アーティスト 相川出后)





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