作家が描く世界の動物たち ~アートイベント~│展覧会概要

作家が描く世界の動物たち
~アートイベント~
2025年10月29日(水)~11月4日(火)
[10時~20時 / 最終日18時終了]
博多阪急 1階 メディアステージ〈入場無料〉
加納芳美・原田愛・斎藤理絵・正垣有紀・齋藤悠紀
ナンシー諸善・椿あぐり・河端通浩・三浦麻梨乃
東京をはじめ全国のギャラリーで活躍中の若手アーティスト9名が、様々な技法を駆使し描いたアートイベントです。九州初出展となるアーティストも多く、ぜひ会場でご覧いただきたい展覧会です。会期中には、アーティストの加納芳美さんと原田愛さんによるミニトークショーも予定。会場ではコレクションしやすいサイズから、コレクター必見の大作まで多数展示いたします。ぜひご高覧ください。
※トークショースケジュールは決定次第、本ページにてお知らせいたします。
出品作品より一部ご紹介
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Artist Bios
加納芳美 Yoshimi Kanou

加納芳美 Yoshimi Kanou
加納芳美プロフィール
鳥取県に生まれる。島根県で育つ。
2002年 おはなしオペレッタ舞台イラスト担当(広島市の区民文化センター、~’16年)
2005年 広島市立大学芸術学部美術学科彫刻専攻卒業 フリーのイラストレーターとして活動
2010年 エリザベト音楽大学ミュージカルイベント イラスト制作(同’11年)
2016年 画家としてデビュー
2016年 個展(大阪市、gallery そら、同’17、’18年)
2018年 大阪市の中華菜館成龍軒壁画制作
2022年 「月刊美術新人賞デビュー」入選
2022年 「全日本アートサロン絵画大賞展」入選
2022年 個展(東京都港区、Sundries)
2023年 グループ展(東京中央区GALLERY AND LINKS81)
2025年 二人展(伊勢丹立川店)
2025年 個展(博多阪急百貨店)
2025年 グループ展(名古屋栄三越)
2025年 個展(伊勢丹浦和店)
原田 愛 HARADA AI

原田 愛 HARADA AI
1987 福岡県築上郡上毛町(旧:大平村)生まれ
2009 武蔵野美術大学油絵学科卒業
2014 個展 東京
2014 グループ展 福屋八丁堀本店
2015 グループ展 阪神梅田本店
2017 グループ展 東急百貨店たまプラーザ
2018 山本冬彦推薦作家による自画像展 Gallery ARK/神奈川
2019 個展 伊勢丹新宿店
2019 個展 銀座伊東屋
2020 グループ展 伊勢丹新宿店
2020 個展 伊勢丹浦和店
2021 グループ展 ヒルトピアアートスクエア/新宿
2024 個展 伊勢丹立川店
2024 個展 伊勢丹浦和店
他多数
斎藤理絵 Rie Saito

斎藤理絵 / Rie Saito
美術大学の受験デッサンで目の前にあるものを写実的に描くことを続けてきた斎藤理絵は、現実にあるものを描くことから、脳内に湧いてくるイメージを多く描くようになりました。登場するのは、河童や人魚など妖怪に近い存在から龍や鳳凰といった神様に近い存在まで多様です。しかし、そこで描かれた者たちに恐ろしさやおどろおどろしさはなく、おかしみのある表情をしています。斎藤理絵の絵の中で人間のように振る舞う鯉や金魚は、鳥獣戯画や歌川国芳の浮世絵などに通じる遊び心があります。絵は、言葉遊びや駄洒落のようなタイトルになることもあり、その意外性ある取り合わせに思わず顔がゆるみます。また、日本や中国に伝わる縁起や幸運、長寿を意識した作品も多く、楽しさと共に絵を買われた方々の幸せを祈る気持ちがお客さまの心をとらえています。
シリーズものの制作も得意としている斎藤理絵の創作アイデアは次から次へと広がり、今後の活躍が期待されます。
1990 東京都生まれ、現在、埼玉県在住
2020 京都造形芸術大学通信教育部日本画コース卒業
2017~ 全国の百貨店でグループ展開催
東アジア文化都市 2017 京都パートナーシップ事業
「アジア回廊 現代美術部門」特別連携事業
「京都学生アートオークション」 入選
2018 第44回全国現代童画展新人賞
2020 第46回全国現代童画展会友奨励賞
2022 個展(伊勢丹浦和店、同‘23’24年)
2023 個展(松坂屋上野店)
他多数
正垣 有紀 Yuki Shogaki

正垣 有紀(しょうがき ゆき)
2004 個展 神戸
2005 個展 姫路
2009 個展 大阪
2016 個展 山陽百貨店/姫路
2022 個展 高槻阪急/大阪
2023 2人展 近鉄百貨店橿原店/奈良
2024 個展 伊勢丹浦和店/埼玉
2024 個展 伊勢丹立川店/埼玉
他多数
受賞歴
2004 日本綿業振興会 イラスト優秀賞
2018 ゆうちょ銀行 マチオモイ帖カレンダーイラスト関西版
2021 西淀川アートターミナル CanvasChallengeグランプリ
齋藤悠紀 Yuki Saito

齋藤悠紀 Yuki Saito
銅版画家としてキャリアをスタートし、その抜群のデッサン力を駆使しながら対象の変化を見つめとらえる作品によって、海外での受賞歴も多い齋藤悠紀氏。近年はその素材と技法を活かしたオリジナルの多層ガラス絵の作品も発表しています。ガラス絵は裏から描いた絵を表から鑑賞する作品ですが、齋藤の多層ガラス絵はそのガラス絵を何枚も重ねて1点ものの作品として制作します。その発想の源は「鳥獣戯画」などの絵巻にあり、右から左へと眺めていく絵巻を折りたたむような形でいくつもの場面を1点の作品にすることで、絵巻の時間と空間を凝縮して表現します。
多層ガラス絵は、ガラス面に塗られた防触材(グランド)によるセピア色のような背景から浮かび上がる兎・月・龍・羅漢などのモチーフが、イタリア工房製などの額縁との組合せで制作されており、幻想的で現代的な和風スタイルが魅力です。
専門家や美術コレクターの評価が高い作家ですが、初めて美術を購買されるお客さまへも伝わる表現を意識して制作することで、確実にファンが増えています。
〈略歴〉
1982 埼玉県生まれ
2008 東京造形大学大学院 造形研究科 美術研究領域 修了
◆美術館◆
(日本、アメリカ、中国、韓国、台湾、フランス、ポーランド、 ルーマニア、スペイン)
◆百貨店◆
(銀座三越、伊勢丹浦和、伊勢丹新宿 、東急たまプラーザ、福屋八丁堀、阪神、東武池袋)全国の画廊などで発表しています。多層ガラス絵、銅版画など。
◆近年の個展◆
’22 「夜と花」高槻阪急
「多層ガラス絵、銅版画」アートゾーン神楽岡(京都)
「夜ばなし」アートギャラリーミューズ(群馬)
「月歩」福屋八丁堀本店
’21 「短夜」 伊勢丹浦和
’20 「夜行」 福屋八丁堀本店ギャラリー101
’19 「薫風個展」 阪神梅田
「行き交ふ」 伊勢丹浦和
’18 「見るなの座敷」 銀座三越
’17 「光の糸」 伊勢丹浦和
「野をしたむ」 東急百貨店たまプラーザ店
’16 「の間」 伊勢丹新宿
「あけたて」 伊勢丹浦和
「骨の森の中で」 柳沢画廊/さいたま
「一間の漂泊」 アートギャラリーミューズ/前橋
’14 「Stranding Cafe」 Sawyer Cafe/西荻窪
’13 「びょうびょう」 柳沢画廊
’12 「観測小屋」 ギャラリー上原/渋谷
「漂う天球」 伊勢丹浦和
「観測」 養清堂画廊/銀座
◆受賞◆
’09 空間国際版画トリエンナーレ 買い上げ賞 ソウル市立美術館/韓国
’07 PRINTS TOKYO 2007 審査員特別賞 東京都美術館/上野
’05 第5回クルジ国際版画ビエンナーレ 佳作賞 NapocaArtMuseum/ルーマニア
第12回ウッヂ国際版画トリエンナーレ 名誉メダル賞 WillaGallery/ポーランド
◆パブリックコレクション◆
WillaGallery、NapocaArtMuseum、東京造形大学図書館(八王子)、うらわ美術館(さいたま)、鹿沼市立川上澄生美術館、町田国際版画美術館、国立台湾美術館(台湾)、MECCA DESIGN GROUP(韓国)、日本美術技術漫画博物館(ポーランド)
ナンシー諸善 Nancy Shozen

ナンシー諸善 Nancy Shozen
■2024年
個展 松坂屋上野店
■2023年
個展 伊勢丹浦和店
個展 船橋東武
■2021年
グループ展 福屋広島駅前店
グループ展 伊勢丹浦和美術画廊
■2020年
グループ展 阪神梅田本店
グループ展 福屋八丁堀本店
■2013年
個展 銀座
■2012年
第80回日本版画協会展 入選
■2010年
第16回 川上澄生美術館木版画大賞展 入選
個展 銀座
■2009年
グループ展 新宿
■2008年
第76回 日本版画協会展 入選
■2007年
第5回 飛騨高山ビエンナーレ 入選
個展 銀座
■2006年
第74回 日本版画協会展 入選
■2005年
第11回 川上澄生美術館木版画大賞展 入選
第4回 飛騨高山ビエンナーレ 入選
第3回 山本鼎版画大賞展 入選
第10回 浜松市美術館版画大賞展 入選
■2004年
第72回 日本版画協会展 賞候補
第3回 ふくみつ棟方記念版画大賞展 入選
第2回 あおもり版画トリエンナーレ2004 入選
国際交流展 メキシコ国立エスメラルダ校
■2003年
成増展 創形美術学校FA校外展
他多数
椿 あぐり AGURI TSUBAKI

椿 あぐり AGURI TSUBAKI
2017 年、初めて切り絵に触れてから、一枚の紙を切り抜いて絵を完成させていくという「足し算」ではなく「引き算」で絵を描いていく点、切り抜いた線が織りなす「影」に強い魅力を感じ、2018 年より切り絵作家として活動を始める。やわらかな毛のある生き物と日本の四季折々の自然とを組み合わせた作品を多く制作、慌ただしい暮らしの中で見落としがちな自然と生き物の美しさを再発見し、命の輝きを「切り絵」という繊細な技法により描き出すアーティスト。現在、関西を中心にギャラリー展示や百貨店への出展を行っており、ワークショップを開催するなど「切り絵の布教活動」も行っている。
1990 兵庫県生まれ
2012 神戸女学院大学 人間科学部 心理・行動化学科 卒業
〈展示歴〉
2019 個展 大阪 同’22
2020 個展 兵庫
2021 個展 大阪 同22-24
2021 グループ展 高槻阪急
2021 グループ展 神戸阪急
2022 グループ展 阪神梅田本店
2022 グループ展 松坂屋名古屋店 同’25
2023 グループ展 Artglorieux Gallery of TOKYO
2023 グループ展 伊勢丹新宿店 同’24
2023 グループ展 大丸梅田店 同’24,’25
他多数
〈受賞歴〉
2018 「濃黒切り絵展 2018」オーディエンス賞・ 来場者投票1位、NT カッター賞
2019 「アート甲子園」 オーディエンス賞・来場者投票1位
2020 「濃黒切り絵展 2020」 オーディエンス賞・来場者投票1位
2021 「TATSUYA ART COMPETITION 2021」 入選・来場者投票4位
2022 「キプリスグランプリ」 オーディエンス賞・来場者投票1位・奨励賞
2022 「濃黒切り絵展 2022」 オーディエンス賞・来場者投票1位
2022 「いい芽ふくら芽 in Nagoya」 入選 オーディエンス賞・来場者投票1位
2022 「TATSUYA ART COMPETITION 2022」 入選・来場者投票4位、龍屋賞
2023 「ZEROTEN OSAKA 2023」 入選・来場者投票5位
2024 「キプリスグランプリ」 オーディエンス賞・来場者投票1位、グランプリ
〈メディア掲載〉
2025 家庭画報 巻頭連載「季節の扉 いのちに想う」挿絵担当 1~12月号
河端 通浩 MICHIHIRO KAWABATA

河端 通浩 MICHIHIRO KAWABATA
<略歴>
1981 愛媛県生まれ
武蔵野美術大学造形学部油絵専攻卒業
2010 東京藝術大学大学院美術研究科修了
2012 個展「image×image」(ギャラリートリニティ/東京)
2013 個展「河端通浩特集」(銀座三越、同’14年、‘15年)
2014 アフォーダブルアートフェア(香港、シンガポール)
2015 個展「河端通浩絵画展」(伊勢丹新宿店)
2015~17 アート台北その他公募展入選、海外アートフェア参加など多数
<主な受賞歴>
2005 「トーキョーワンダーウォール2005」 入選(同’06年)
2007 「パルテノン多摩美術公募展」 入選
2008 「ワンダーシード2008」 入選(同‘09年)
「藝大アートプラザ大賞展」 入選
2009 「大黒屋現代アート展」 入選
2010 「第9回 三菱アートゲートプログラム」 入選(同第13回 ’11年)
2012 「第5回 アーティクル賞」 柴山哲治審査委員賞
「YOUNG ARTIST JAPAN Vol.5」審査員賞
2010~ 世界堂(東京・新宿)にて、絵画(デッサン、油絵、水彩、パステル画他)指導
三浦麻梨乃 Marino Miura

三浦麻梨乃 Marino Miura
1981 福島県生まれ
2005 文星芸術大学美術学部美術学科 油画専攻卒業
個展
2023 「栃木ゆかりの版画家三浦麻梨乃展」鹿沼市立川上澄生美術館/栃木
2020 「あそび心に幸あれ」 Gallery Seek/銀座
2015 「三浦麻梨乃展-ちいさないのちのものがたり-」 五浪美術記念館
2015 「三浦麻梨乃 銅版画展-新緑-」風花画廊(同’17、’19、’21年)
2009 「三浦麻梨乃 銅版画展」アートスペース泉(同’15、’17、’19年)
2007 「三浦麻梨乃 銅版画展」鏡石鹿嶋神社参集殿(同’09年)
受賞
2018 版画フォーラム2018和紙の里ひがしちちぶ展 入賞(同’21、’22年)
2016 第15回版画絵はがきコンテスト 大賞
2014 CWAJ現代版画展 入選(同’15、’17、’19、’22年)
パブリックコレクション
肱川風の博物館(愛媛)、宇都宮市立西が岡小学校(栃木)
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