烏丸 京 銅版画展 ~東京たんぼう~│風景を描くことを通して、街や時代の真に迫る銅版画家の展覧会

烏丸 京 銅版画展 ~東京たんぼう~ 展覧会概要

烏丸 京 銅版画展 ~東京たんぼう~
2024年10月16日(水)~22日(火) [最終日午後5時終了]
伊勢丹浦和店6階ザ・ステージ#6アート 〈入場無料〉

東京をはじめ、各地の風景を描くことを通して、街や時代の真に迫る銅版画家、烏丸京(からすま きょう)氏の当店初個展です。昭和の時代にドラマで見たビルディングや東京タワー、KITTE(旧東京中央郵便局)、江ノ電の駅を描いた作品などを中心に展示いたします。烏丸氏はフランス語でマニエール・ノアール(黒の技法)と呼ばれる銅版画技法の一つ『メゾチント』で作品を制作しています。鋭く切り込む線の深さの違いで濃淡を表現し、ビロードのような漆黒からなめらかな白へのグラデーションの中に美しい小宇宙を描き出す技法です。烏丸氏自らが描き、彫り、摺り作られた作品を会場でお楽しみいただけたら幸いです。

出品作品より一部ご紹介

エンジェルビル』 烏丸京
ショーケン(萩原健一)のドラマ「傷だらけの天使」に使われたビル。現在はもうありません。

閉館してしまった品川の『原美術館』 烏丸 京
現在は原美術館ARCとして群馬で活動継続しています

『東京タワー』 烏丸京
平成~令和の東京のシンボルは東京スカイツリーに移りましたが、
昭和の東京のシンボルは東京タワーでした。高さ333M。

『新宿ゴールデン街』烏丸京
昭和世代の方々ならだれもが知っている場所かもしれません。近年は外国人観光客の姿が目立つようになったそうです。数年前、私も取材に訪れ一杯だけお酒をいただきました。(烏丸京)

『日本橋室町あたり』烏丸京
室町の路地ではなくても絵の題材になります。歴史ある町で江戸時代は金座がありました。流れる道路や車に東京という怪物の変化の速さを見た気がしました。(烏丸京)

『うさぎ菊耳』烏丸京
カリフォルニアのコレクターさんに所蔵された作品です。兎がどこかに隠れていますよ。(烏丸京)

風景作品のほか、花の作品なども展示販売します。珍しいカラーの銅版画が多数ございます。ぜひ会場でお楽しみください。

烏丸京 プロフィール

烏丸 京 Kyo Karasuma
東京生まれ 東京在住
2009年 生田宏司氏に師事
2013年 第58回 CWAJ現代版画展入選  銅版画個展(銀座)
2014年 第59回 CWAJ現代版画展入選  第3回FEI PRINT AWARD 入選
2015年 第4回 FEI PRINT AWARD 入選 オーディエンス賞
2015年 第35回カダケスミニプリント展 入選 
2016年 第29回 上野の森美術館 日本の自然を描く展 自由部門 フジテレビ賞    
2016年 第61回 CWAJ現代版画展入選
2016年 第5回 FEI PRINT AWARD 準大賞 
2019年 第32回 上野の森美術館 日本の自然を描く展 自由部門 ニッポン放送賞
2019年 第62回 CWAJ現代版画展入選  銅版画個展 (銀座) 
2019年 萱アートコンペ入選  アワガミ国際ミニプリント展入選、
2019年 日本版画協会 第87回 版画展 入選 
2019年 第60回 日本版画会展 記念新人賞および入選
2020年 第33回 上野の森美術館 日本の自然を描く展 自由部門 文部科学大臣賞
2020年 日本版画協会 第88回 版画展 入選
2020年 第38回カダケスミニプリント展 入選 
2020年 第2回TKO国際ミニプリント展入選  銅版画個展(銀座)
2021年 第34回 上野の森美術館 日本の自然を描く展 自由部門 兵庫県知事賞
2021年 第64回 CWAJ現代版画展入選  銅版画個展(銀座)
2021年 日本版画協会 第89回 版画展 入選
2021年 第62回 日本版画会展 奨励賞 会友昇格
2022年 第65回 CWAJ現代版画展入選  銅版画個展(鎌倉)
2022年 文房堂 第1回 極小版画コンテスト 優秀賞  
2022年 版画フォーラム2022提携 烏丸京版画展 
2022年 第63回 日本版画会展 入選
2023年 第66回 CWAJ現代版画展入選 銅版画個展(鎌倉)
2023年 第64回 日本版画会展 入選
2023年 日本版画協会 第90回 版画展 入選
2023年 蔵書票世界総合会 香港 優秀賞
2024年 銅版画個展(鎌倉)
2024年 グループ展(新宿)

パンフレット等

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