ARTICLES 国宝「秋萩帖」の展開―多くの書家に愛された草仮名の名品/イチノセイモコのアートコラム06 「秋萩帖」(東京国立博物館蔵)は平安時代に流行した、やわらかく優美な書風による、草仮名の遺墨です。巻頭の和歌の書出し「安幾破起乃(あきはぎの)」にちなみ、この呼び名で親しまれてきました。筆跡と料紙の美しさから、日本の書の歴史のなかでも特に有名な作品です。 ARTICLES