東京には数多くの美術館がありますが、「どこに行けばいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。本記事では、ジャンル・エリア・特徴ごとに厳選した東京のおすすめ美術館を紹介します。初めての方から、美術ファンまで、自分に合った美術館選びの参考にしてください。
東京には、日本を代表する美術館が数多くあります。上野の定番館から、六本木の現代アート、恵比寿や広尾の個性派ミュージアムまで、エリアやジャンルによって楽しみ方は大きく変わります。
ただ、東京の美術館は選択肢が多いため、「初めて行くならどこがいいのか」「西洋美術を見るならどこか」「日本画や現代アートならどこを選ぶべきか」で迷いやすいのも事実です。
この記事では、東京でおすすめの美術館を初心者向け・ジャンル別・エリア別に整理しながらご紹介します。まずは比較しやすい一覧表から確認し、その後で各館の特徴をわかりやすく解説します。
この記事のポイント
- 東京でおすすめの美術館を12館厳選
- 初心者向け・ジャンル別・エリア別で選びやすい構成
- 西洋美術、日本画、現代アート、企画展まで幅広く対応
東京の美術館を目的別に探したい方は、何度も通える展示を知る東京で常設展が面白い美術館、西洋美術を深く見られる国立西洋美術館 常設展、現代美術を楽しめる日本の現代アート美術館をあわせて読むと、初めて行く美術館も選びやすくなります。鑑賞に慣れていない方は、美術館の楽しみ方から読むのもおすすめです。
東京だけでなく、倉敷、箱根、熱海、金沢、直島、大阪まで含めて全国の名館を比較したい方は、日本で行くべき美術館10選もあわせてご覧ください。国立西洋美術館、大原美術館、ポーラ美術館、MOA美術館、地中美術館、金沢21世紀美術館など、旅先で訪れたい美術館を地域・ジャンル別に整理しています。
東京の美術館一覧(比較表)
| 美術館名 | ジャンル | エリア | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 国立西洋美術館 | 西洋美術 | 上野 | まず東京で名画を見たい方 |
| 東京都美術館 | 大型企画展 | 上野 | 有名展を見たい初心者の方 |
| 東京国立近代美術館 | 日本近代美術 | 竹橋・丸の内(竹橋) | 近代日本美術を体系的に見たい方 |
| 国立新美術館 | 企画展 | 六本木・青山 | 話題の展覧会を見たい方 |
| アーティゾン美術館 | 西洋美術・近代美術 | 竹橋・丸の内(京橋) | 洗練された空間で名品を見たい方 |
| 森美術館 | 現代アート | 六本木・青山 | 国際的な現代アートに触れたい方 |
| 東京都現代美術館 | 現代アート | 清澄白河 | コレクションも企画展も重視したい方 |
| 根津美術館 | 日本・東洋美術 | 目黒・恵比寿(青山) | 庭園と古美術を一緒に楽しみたい方 |
| 山種美術館 | 日本画 | 目黒・恵比寿(広尾) | 日本画をじっくり見たい方 |
| 東京都庭園美術館 | 建築・装飾美術 | 目黒・恵比寿(白金台) | 建物そのものも楽しみたい方 |
| 東京都写真美術館 | 写真・映像 | 目黒・恵比寿(恵比寿) | 写真や映像表現が好きな方 |
| 三菱一号館美術館 | 近代美術・企画展 | 竹橋・丸の内(丸の内) | 東京駅周辺で上質な鑑賞体験をしたい方 |

初心者におすすめの東京の美術館ベスト3

初めて東京で美術館に行くなら、まずは「わかりやすい名作がある」「アクセスしやすい」「展示が見やすい」館から選ぶのがおすすめです。
国立西洋美術館(上野)
東京でまず一館だけ選ぶなら、有力候補が国立西洋美術館です。モネやルノワール、ロダンなど、美術の入門で一度は名前を聞く作家の作品に触れやすく、西洋美術の流れもつかみやすい美術館です。建築自体も見どころで、作品だけでなく空間ごと楽しめます。
国立西洋美術館 常設展の見どころもあわせて読むと、来館前の予習になります。
東京都美術館(上野)
大型の企画展が多く、有名画家や人気テーマの展覧会を見たい方に向いています。常設コレクション中心ではなく、展覧会ごとの魅力で選びたい方におすすめです。美術館に慣れていない方でも、「今話題の展覧会に行く」という入り方がしやすいのが強みです。
アーティゾン美術館(京橋)
東京駅周辺で上質な美術館体験をしたい方におすすめです。西洋近代美術、日本近代洋画、現代的な展示の見せ方までバランスがよく、落ち着いて鑑賞しやすいのが魅力です。館内空間が洗練されているため、「静かに絵を見る時間」を大切にしたい方にも向いています。
ジャンル別に見る東京の美術館おすすめ

西洋美術を見るなら
- 国立西洋美術館
- アーティゾン美術館
- 三菱一号館美術館
モネや印象派、近代西洋美術に興味があるなら、この3館から選ぶと外しにくいです。特に西洋美術史の流れを押さえたい方には国立西洋美術館が向いています。
日本画を見るなら
- 山種美術館
- 根津美術館
近代日本画をしっかり見たいなら山種美術館、古美術や東洋美術まで含めて落ち着いた鑑賞をしたいなら根津美術館が有力です。
現代アートを見るなら
- 森美術館
- 東京都現代美術館
- 国立新美術館(企画展による)
最新の表現や国際的な展覧会に触れたいなら六本木や清澄白河エリアが候補になります。東京の現代アートをもう少し広く知りたい方は、日本の現代アートが楽しめる美術館おすすめ15選も参考になります。
写真・映像を見るなら
- 東京都写真美術館
絵画だけでなく、写真や映像作品まで含めて東京のアートを楽しみたい方には、東京都写真美術館が有力です。恵比寿エリアにあり、街歩きとあわせて立ち寄りやすいのも魅力です。
エリア別に見る東京の美術館おすすめ

上野エリア
上野は、東京で最も定番の美術館エリアです。国立西洋美術館と東京都美術館を中心に、一日で複数館を回りやすいのが魅力です。東京で最初に美術館巡りをするなら、まず上野を起点にすると動きやすいでしょう。
六本木エリア
六本木は、現代アートや大型企画展を楽しみたい方に向いています。国立新美術館と森美術館は性格が異なるため、企画展重視か現代アート重視かで選び分けると失敗しにくくなります。
京橋・丸の内エリア
東京駅周辺で美術館に行くなら、アーティゾン美術館や三菱一号館美術館が有力です。観光や買い物の流れで立ち寄りやすく、比較的洗練された落ち着いた鑑賞体験がしやすいエリアです。
青山・広尾・白金台エリア
根津美術館、山種美術館、東京都庭園美術館など、やや静かに鑑賞できる美術館が多いエリアです。建築、庭園、日本画、古美術など、作品以外の雰囲気も楽しみたい方におすすめです。
東京の美術館おすすめ12選
国立西洋美術館

ホームページ: https://www.nmwa.go.jp/
歴史: 国立西洋美術館は、1959年に開館した西洋美術専門の国立美術館です。実業家・松方幸次郎が収集した「松方コレクション」を基礎として設立されました。建物は近代建築の巨匠ル・コルビュジエによる設計で、2016年には世界文化遺産にも登録されています。
特徴・見どころ: モネ、ルノワール、ゴッホ、ロダンなど、西洋美術史を代表する作家の作品を鑑賞できるのが大きな魅力です。印象派コレクションの充実度が高く、屋外にはロダンの彫刻も展示されており、建築とあわせて楽しめます。
こちらの記事がおススメです→ 国立西洋美術館 常設展の見どころ|モネ・印象派作品と松方コレクション
年間来館者: 非公表
代表作品: クロード・モネ《睡蓮》、オーギュスト・ロダン《地獄の門》
開館年: 1959年
アクセス: JR上野駅(公園口)から徒歩1分、京成上野駅から徒歩7分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅から徒歩8分
電話: 050-5541-8600
住所: 東京都台東区上野公園7-7
東京都美術館

ホームページ: https://www.tobikan.jp/
歴史: 東京都美術館は、1926年に日本初の公立美術館として開館しました。実業家・佐藤慶太郎の寄付によって誕生し、現在も上野公園の代表的文化施設として親しまれています。2012年には大規模リニューアルが行われました。
特徴・見どころ: 国内外の大型企画展のほか、公募団体展など多様な展覧会が開催されています。初心者でも入りやすく、上野公園内のほかの文化施設とあわせて巡りやすいのも魅力です。
年間来館者: 公式沿革ページでは、企画展の入場者は平均年間100万人、公募団体展の観覧者は年間140万人ほどと紹介されています
代表作品: 常設コレクション中心の館ではなく、話題の企画展・公募展が見どころ
開館年: 1926年
アクセス: JR上野駅「公園改札」より徒歩7分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅「7番出口」より徒歩10分、京成上野駅より徒歩10分
電話: 03-3823-6921
住所: 東京都台東区上野公園8-36
東京国立近代美術館

ホームページ: https://www.momat.go.jp/
歴史: 東京国立近代美術館は、1952年に東京・京橋で開館した、日本の近代美術を専門とする国立美術館です。1969年に現在の北の丸公園へ移転し、日本近代美術研究の中心的存在として活動を続けています。
特徴・見どころ: 明治以降の日本画、洋画、版画、彫刻などを幅広く所蔵し、日本近代美術の流れを体系的に学べます。近代日本美術をしっかり見たい方に特におすすめです。皇居の北側、竹橋にある美術館です。
年間来館者: 非公表
代表作品: 岸田劉生《麗子肖像(麗子五歳之像)》、岸田劉生《麗子六歳之像》
開館年: 1952年
アクセス: 東京メトロ東西線竹橋駅1b出口から徒歩3分
電話: 050-5541-8600
住所: 東京都千代田区北の丸公園3-1
国立新美術館

ホームページ: https://www.nact.jp/
歴史: 国立新美術館は、2007年に開館した国立の美術館です。コレクションを持たず、企画展を中心に展覧会を開催する点が大きな特徴です。建築家・黒川紀章による設計でも知られています。
特徴・見どころ: 国内外の大型企画展が多く開催され、話題性の高い展覧会を見たい方におすすめです。波打つようなガラスの外観と広大な展示空間も見どころです。
年間来館者: 非公表
代表作品: 常設コレクションは持たず、国内外の大型企画展が見どころ
開館年: 2007年
アクセス: 東京メトロ千代田線乃木坂駅6出口直結、東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩約5分、都営大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分
電話: 050-5541-8600
住所: 東京都港区六本木7-22-2
アーティゾン美術館

ホームページ: https://www.artizon.museum/
歴史: アーティゾン美術館は、旧ブリヂストン美術館を前身として2020年にリニューアル開館した美術館です。石橋財団のコレクションを基盤とし、西洋近代美術から日本近代洋画、現代美術まで幅広く紹介しています。
特徴・見どころ: 印象派やポスト印象派、日本近代洋画、現代アートまで幅広い作品を高品質な展示空間で鑑賞できます。東京駅周辺で上質な美術館体験をしたい方におすすめです。
年間来館者: 非公表
代表作品: モネ作品をはじめとする印象派コレクション、日本近代洋画コレクション
開館年: 2020年(旧ブリヂストン美術館から改称・再開館)
アクセス: JR東京駅(八重洲中央口)から徒歩5分、東京メトロ銀座線京橋駅6・7番出口から徒歩5分、日本橋駅B1出口から徒歩5分
電話: 050-5541-8600
住所: 東京都中央区京橋1-7-2
森美術館

ホームページ: https://www.mori.art.museum/
歴史: 森美術館は、2003年10月に六本木ヒルズ森タワー最上層に開館した現代アート美術館です。東京からアジア、世界へ向けて現代アートを発信する拠点として知られています。
特徴・見どころ: 社会問題、都市、テクノロジー、身体、文化など現代的テーマを扱う企画展が多く、国際的な現代アートに触れられます。夜遅くまで開館する日があり、景観も楽しめる都市型美術館です。
年間来館者: 非公表
代表作品: 常設作品中心ではなく、国際的な現代アート企画展が見どころ
開館年: 2003年
アクセス: 六本木ヒルズ森タワー53階。東京メトロ日比谷線六本木駅1C出口直結、都営大江戸線六本木駅3出口から徒歩約4分
電話: 050-5541-8600
住所: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
東京都現代美術館

ホームページ: https://www.mot-art-museum.jp/
歴史: 東京都現代美術館は、1995年に開館した現代美術を専門とする美術館です。2019年には大規模リニューアルを経て再開館し、展示環境の充実とともに、より幅広い現代アートを紹介する拠点となっています。
特徴・見どころ: 日本および海外の現代美術を体系的に紹介するコレクションと、テーマ性の高い企画展の両方を楽しめるのが特徴です。広々とした展示空間の中で、戦後美術から現代までの流れを理解しやすく、現代アートをしっかり学びたい方に適しています。
年間来館者: 非公表
代表作品: 常設コレクションでは、戦後日本美術および国際的な現代美術作品が中心
開館年: 1995年(2019年リニューアル)
アクセス: 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩約9分、都営大江戸線「清澄白河駅」A3出口より徒歩約13分
電話: 03-5245-4111
住所: 東京都江東区三好4-1-1
根津美術館

ホームページ: https://www.nezu-muse.or.jp/
歴史: 根津美術館は、1941年に開館した日本・東洋古美術の美術館です。実業家・初代根津嘉一郎の蒐集品をもとに設立され、現在は国宝・重要文化財を含む約7400件のコレクションを所蔵しています。
特徴・見どころ: 茶道具、仏教美術、絵画、書跡など、日本・東洋古美術の名品を楽しめます。美術館に併設された日本庭園も非常に人気が高く、建築と庭園をあわせて味わえる美術館です。
年間来館者: 非公表
代表作品: 尾形光琳《燕子花図屏風》などの日本美術の名品群
開館年: 1941年
アクセス: 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅A5出口より徒歩8分
電話: 03-3400-2536
住所: 東京都港区南青山6-5-1
山種美術館

ホームページ: https://www.yamatane-museum.jp/
歴史: 山種美術館は、1966年に開館した日本画専門の美術館です。山崎種二が収集したコレクションをもとに設立され、近代・現代日本画の名品を数多く所蔵しています。
特徴・見どころ: 横山大観、上村松園、東山魁夷、速水御舟など、日本画を代表する作家の作品を鑑賞できます。日本画を専門的に見られる東京でも貴重な美術館です。
年間来館者: 非公表
代表作品: 横山大観《春朝》、速水御舟《紅梅・白梅》など
開館年: 1966年
アクセス: JR恵比寿駅西口・東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番出口より徒歩約10分
電話: 050-5541-8600
住所: 東京都渋谷区広尾3-12-36
東京都庭園美術館

ホームページ: https://www.teien-art-museum.ne.jp/
歴史: 東京都庭園美術館は、1933年に朝香宮家の自邸として建てられた建物を活用し、1983年に美術館として開館しました。アール・デコ様式を取り入れた歴史的建築としても知られ、建物自体が大きな見どころとなっています。
特徴・見どころ: 展覧会だけでなく、旧朝香宮邸の建築意匠や室内装飾そのものを楽しめるのが最大の魅力です。企画展に加え、建物公開展も人気が高く、庭園とあわせて静かに鑑賞したい方にも向いています。
年間来館者: 非公表
代表作品: 常設コレクション中心ではなく、旧朝香宮邸の建築空間と企画展・建物公開が見どころ
開館年: 1983年(建物竣工は1933年)
アクセス: JR山手線「目黒駅」東口より徒歩7分、東京メトロ南北線・都営三田線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
電話: 050-5541-8600
住所: 東京都港区白金台5-21-9
東京都写真美術館

ホームページ: https://topmuseum.jp/
歴史: 東京都写真美術館は、1995年に総合開館した写真・映像専門の公立美術館です。世界的にも数少ない専門館のひとつとして、写真と映像文化の発信拠点となっています。
特徴・見どころ: 収蔵作品による展覧会と企画展の両方が充実しており、写真だけでなく映像表現まで幅広く楽しめます。専門性が高く、それでいて初心者にも入りやすい構成の展覧会が多いのが魅力です。
年間来館者: 非公表
代表作品: 常設作品としては写真・映像分野の収蔵作品群が中心で、テーマごとの収蔵展や企画展が見どころ
開館年: 1995年
アクセス: JR「恵比寿駅」東口より徒歩約7分、東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」1番出口より徒歩約10分
電話: 03-3280-0099
住所: 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
三菱一号館美術館

ホームページ: https://mimt.jp/
歴史: 三菱一号館美術館は、2010年に東京・丸の内に開館した美術館です。赤煉瓦の建物は、1894年に建てられた「三菱一号館」を復元したもので、建築家ジョサイア・コンドルの設計としても知られています。
特徴・見どころ: 19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする企画展を中心に開催しており、建物と作品世界がよく調和しているのが魅力です。丸の内という立地のよさもあり、東京駅周辺で上質な美術館体験をしたい方におすすめです。
年間来館者: 非公表
代表作品: ロートレック、ルドン、ヴァロットンなどを含む19世紀末西洋美術コレクション、および近代美術の企画展
開館年: 2010年
アクセス: JR「東京駅」丸の内南口より徒歩5分、JR「有楽町駅」国際フォーラム口より徒歩6分、東京メトロ千代田線「二重橋前〈丸の内〉駅」1番出口より徒歩3分
電話: 050-5541-8600
住所: 東京都千代田区丸の内2-6-2
東京の美術館を選ぶ3つのポイント
何を見たいかで選ぶ
西洋美術、日本画、現代アート、写真、建築など、見たいジャンルで選ぶと失敗しにくくなります。
常設展か企画展かで選ぶ
名品を安定して見たいなら常設展中心の館、話題性を重視するなら企画展中心の館が向いています。違いが気になる方は、常設展とは?企画展との違いの記事もご覧ください。
エリアでまとめて回る
東京の美術館は、上野、六本木、京橋、青山周辺にまとまっています。1館ずつ点で見るより、同じエリアの館を組み合わせる方が回りやすく、満足度も高くなります。
美術館と一緒に楽しめる東京のエリア別モデルコース
東京の美術館は、作品を見るだけでなく、周辺の街歩きや食事、ショッピングと組み合わせることで一日を組み立てやすくなります。特に初めて東京で美術館を選ぶ方は、「どの美術館が有名か」だけでなく、「見終わったあとにどこを歩けるか」まで考えると、満足度が高くなります。
ただし、展覧会をじっくり見ると意外に体力を使います。最初から何館も詰め込むより、まずは「美術館1館+近くの街歩き」くらいで考えるのがおすすめです。
| エリア | おすすめ美術館 | 一緒に楽しみやすい場所 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 上野 | 国立西洋美術館、東京都美術館 | 上野恩賜公園、不忍池、東京国立博物館、アメ横 | 初めての美術館巡り、家族、半日散策 |
| 六本木 | 国立新美術館、森美術館 | 六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT | 現代アート、建築、夜まで楽しみたい人 |
| 東京駅・京橋・丸の内 | アーティゾン美術館、三菱一号館美術館 | 東京駅、丸の内仲通り、KITTE、丸の内ブリックスクエア | 買い物や食事とあわせて上質に過ごしたい人 |
| 竹橋・皇居周辺 | 東京国立近代美術館 | 北の丸公園、皇居周辺、丸の内方面 | 日本近代美術を落ち着いて見たい人 |
| 清澄白河 | 東京都現代美術館 | 木場公園、清澄庭園、カフェ散策 | 現代アートと街歩きをゆっくり楽しみたい人 |
| 青山・広尾・白金台 | 根津美術館、山種美術館、東京都庭園美術館 | 表参道、南青山、広尾、目黒・白金台周辺 | 庭園、建築、日本美術、落ち着いた街歩きが好きな人 |
| 恵比寿・目黒 | 東京都写真美術館 | 恵比寿ガーデンプレイス、目黒方面、カフェやレストラン | 写真・映像、食事、デート向きの美術館を探す人 |
初めてなら「上野」か「東京駅・丸の内」がおすすめ
初めて東京で美術館を選ぶなら、まずは上野か東京駅・丸の内周辺が動きやすいです。上野は国立西洋美術館と東京都美術館が近く、上野公園の散策もあわせやすい定番エリアです。西洋美術をしっかり見たい方は、国立西洋美術館の常設展から入ると、モネやルノワール、ロダンなどの名品を通して美術史の流れをつかみやすくなります。
東京駅・京橋・丸の内周辺は、アーティゾン美術館や三菱一号館美術館を中心に、買い物や食事と組み合わせやすいエリアです。遠方から東京駅を利用する方にも動きやすく、美術館の前後に無理なく予定を入れやすいのが魅力です。
現代アートなら「六本木」か「清澄白河」
現代アートを見たい方は、六本木と清澄白河が有力です。六本木は国立新美術館と森美術館を中心に、建築、デザイン、ショッピングまで一度に楽しみやすいエリアです。より落ち着いて現代美術を見たい場合は、東京都現代美術館のある清澄白河もおすすめです。清澄白河には現代アートを中心に展示するギャラリーが点在しています。GoogleMapで『清澄白河 Gallery』と検索し、現在開催中の展覧会・営業時間を確認し、訪問先を選んでおくと良いです。Galleryは美術館と違い入場無料がほとんどです。気に入った作品と出会えた時は3万円前後から作品を購入できることがあり、自宅にアーティストの作品をコレクションすることもできます。東京以外も含めて現代アートの美術館を比較したい方は、日本の現代アート美術館おすすめ15選も参考になります。絵を買う前に知っておきたいこと|ギャラリーで作品を購入する方法も参考になります。
デートや大人の街歩きなら「青山・白金台・恵比寿」
静かな雰囲気で美術館を楽しみたい方には、根津美術館、山種美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館のある青山・広尾・白金台・恵比寿周辺が向いています。庭園、建築、日本画、写真など、作品だけでなく空間そのものを楽しめる美術館が多く、食事や散策とあわせた一日にも組み立てやすいエリアです。
美術館に慣れていない方は、予定を詰め込みすぎず、まずは一館をゆっくり見るのがおすすめです。鑑賞前に基本的な見方を知っておきたい方は、美術館の楽しみ方もあわせて読むと、展示室での時間をより楽しみやすくなります。
東京の美術館でよくある質問
東京で一番有名な美術館はどこですか?
一つ挙げるなら、上野の国立西洋美術館は東京を代表する美術館の一つです。西洋美術の名品を常設展で見られるため、初めて東京の美術館を訪れる方にも選びやすい館です。企画展の知名度や上野エリアの回りやすさを重視するなら、東京都美術館も候補になります。
東京で初心者におすすめの美術館は?
国立西洋美術館、東京国立近代美術館、アーティゾン美術館は、初心者にもおすすめしやすい美術館です。常設展やコレクションが見やすく、作品数、アクセス、展示空間のバランスがよいため、東京で最初の一館として選びやすいでしょう。
東京でモネや印象派を見るなら?
東京でモネや印象派に触れたいなら、国立西洋美術館やアーティゾン美術館が候補になります。あわせて、クロード・モネとは?代表作「睡蓮」と日本で見られる美術館を解説も読むと、作品の背景を理解しやすくなります。
東京でゴッホに興味がある人はどこから入るべきですか?
まずは国立西洋美術館など、西洋美術の流れが見える館から入るのがおすすめです。あわせて、ゴッホとは?生涯と代表作「ひまわり」「星月夜」を解説、ゴッホの代表作ランキングTOP10もご覧ください。
東京で現代アートを見るならどこですか?
現代アートを見るなら、森美術館と東京都現代美術館が代表的です。大型の企画展を中心に楽しみたい場合は、国立新美術館も候補になります。現代アートの美術館をさらに探したい方は、日本の現代アートが楽しめる美術館おすすめ15選も参考になります。
美術館初心者はどう選べばよいですか?
美術館初心者は、アクセスのよさ、展示室の見やすさ、常設展や代表的なコレクションの有無を基準に選ぶと失敗しにくくなります。最初から長時間見ようとせず、気になる作品を数点選んで見ると、疲れずに楽しめます。鑑賞のコツを知りたい方は、美術館の楽しみ方もあわせてご覧ください。
東京の美術館とショッピングを一緒に楽しむならどのエリアがおすすめですか?
ショッピングや食事と一緒に楽しむなら、東京駅・丸の内、六本木、表参道・青山、恵比寿周辺が候補になります。アーティゾン美術館や三菱一号館美術館は東京駅周辺で動きやすく、国立新美術館や森美術館は六本木の街歩きと組み合わせやすい美術館です。
子どもや家族で行きやすい東京の美術館エリアはどこですか?
家族で行きやすいのは上野エリアです。国立西洋美術館や東京都美術館のほか、上野公園、博物館、動物園などがまとまっているため、美術館だけでなく一日のお出かけとして組み立てやすいのが魅力です。
まとめ
東京の美術館は数が多いぶん、「初心者ならどこか」「何を見たいのか」「どのエリアで回るか」を整理して選ぶと失敗しにくくなります。
まず一館選ぶなら国立西洋美術館や東京都美術館、落ち着いて名品を見たいならアーティゾン美術館、現代アートなら森美術館や東京都現代美術館、日本画なら山種美術館、庭園や建築も楽しみたいなら根津美術館や東京都庭園美術館が有力です。
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