11月15日から銀座三越で開催するアボリジニアート展、今年の出品作品情報が集まってきつつあります。
今日の一枚
作者 ドリス・ブッシュ/ Doris Bush
出身 中央砂漠パパニアーコミュニティ/ Papunya
言語集団 ピンタピ族/ Pintupi
タイトル ボディペイント/Body Paint
サイズ 30cm x 30 cm
オーストラリア中央砂漠にある小さなアボリジニ居住区「パパニア」の西側に位置する儀礼の場所、そしてそこで行われる儀式の際に描かれるボディペイントが主題。
この場所は作者にとってはかけがえのない聖地であり、アボリジニにとっての聖地というのは精神的・肉体的な結びつきが何よりも強く、人々は伝説に伝わる大地の偉大な力を常にたたえながら、歌を歌い、物語を語り、そして絵を描く。
絵画に描かれている同心円は砂漠で最も重要である水場を表し、またそこへ様々な人々が集まる大事な集会場の意味も含む。
作者は推定で60代女性。独創性の強い作品が周りからの注目を高めている。
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