ギャラリー上原(福福堂)の企画ではありませんが、岡村が個人的にお手伝いしている展覧会が、現在新宿のヒルトンホテルにある地下ギャラリーにて開催されています。明日8/14の夜18:00~東京MXテレビでその模様が放送されます。
展覧会は山下宏・長尾祥子二人展です。
共に80代となったお二人が戦後70年の今日、伝えたいメッセージがあります。ぜひテレビをご覧ください。
また展覧会にも足を運んでください。
場所 :新宿ヒルトンホテル地下 ヒルトピアアートスクエアギャラリー
日時 :8/18日まで 10:00-19:00 (18日は15:00まで)
東京MXテレビ
http://s.mxtv.jp/mxnews/
2015年8月15日、日本は終戦70年を迎えます。当時を体験した方たちが高齢になり、語り部がだんだん少なくなってきている今日、変わらず50年以上「広島」を描き続けている画家がいます。
彼女 長尾祥子は、描かずにはいられなかったのです。
世の中が復興を遂げ、好景気に湧き、人々が戦争のことを忘れても、自分はそこから逃れることが出来ない。明るく軽やかな絵を描きたいと思っても、あの方たちの苦しみを忘れることは出来ないのだ、と彼女は言います。そして50年間、広島を描き続けています。
ご主人の山下宏さんもまた、東映の美術の仕事をする傍ら絵を描き続け、長崎の被爆マリア像や、人々の愚かしさを問いかけるようなシュルリアリズムの作品を世に発表してきました。
今回は1976年以来、39年ぶりの夫婦二人展です。
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