小笠原明代日本画展 vol.2 〜招福植物図譜〜│癒しや縁起担ぎをテーマに富士山・フクロウ・猫・七草などの日本画を描く

小笠原明代日本画展 vol.2 〜招福植物図譜〜│展覧会概要

小笠原明代日本画展 vol.2
〜招福植物図譜〜

2023年9月28日(木)~10月4日(水)
10時~19時 〔最終日午後4時終了〕
船橋東武 5階5番地 美術画廊

入場無料

ごあいさつ

 ある研究者によれば、ひとつの命が産まれる確率は宝くじの1等を100万回以上連続して当てることに匹敵すると言われています。現代は情報や物質が豊富に存在する一方で、混沌とした時代でもあります。これらに振り回されることなく内なる感覚や直感を研ぎ澄まし、この世に生きる奇跡や喜びを感じながら日々を送りたいものです。

 さて、わたくし日本画家小笠原明代は東武百貨店船橋店にて2回目となる個展「招福植物図譜(しょうくしょくぶつずふ)」を開催いたします。紙漉の技術が国の重要文化財に指定された『細川和紙』を支持体とし墨や岩絵具や純金箔などを使用した古来より続く日本画の技法を用いて、自由で独創的でモダンな作品を目指しています。

 本展では千葉県の万葉植物園を取材し描いた四季の折々の作品を筆頭に、『癒し』や『縁起担ぎ』をテーマに富士山・フクロウ・猫・七草など約30点の日本画を出品いたします。

 作家は毎日在廊し、作品解説をいたします。1つ1つ情熱と愛情を注いで描き上げました我が子同然の作品群が、会場に足をお運びいただいた皆さまの心のオアシスになりますように。

日本画家 小笠原明代

展示作品から一部の作品をご紹介

「招福万葉花図」日本画/サイズ F10 号(455×530 ㎜)
「招福十二支図」日本画/サイズ F3(222×273)

『千葉船橋W個展開催記念コラボ企画』

本展開催を記念し、千葉県の皆さまにはお馴染みの小説『南総里見八犬伝』をもとに作品を制作いたしました。物語に登場する八犬士がそれぞれ持つ仁義八行の玉『仁・義・礼・智・忠・信・孝』の8つの文字を、雲母壁面画家・長沼慧さんと半分ずつ分担し連作を描きました。新たな作品を通じて、古典的な価値観や犬士たちが持つ仁義八行の精神を感じていただけたら幸いです。

「蝋梅-慈しみ」日本画/サイズ:変形S0号
「竜胆-正義」日本画/サイズ:変形S0号
「花車-感謝」日本画/サイズ:変形S0号
「文目-智慧」日本画/サイズ:変形S0号

小笠原明代 プロフィール

小笠原 明代 (おがさわら あきよ)

埼玉県さいたま市出身
日本美術家連盟会員

【略歴】
2014 第66回 三軌展 奨励賞受賞
2014-16 女流画家協会展/東京都美術館(東京)
2013,16 個展/銀座(東京)
2015 個展/埼玉県立近代美術館(埼玉)
2016-23 個展/伊勢丹浦和店(埼玉)
2017 三人展/東急たまプラーザ(神奈川)
2018,19,22,23 グループ展/福屋八丁堀本店(広島)
2019,22 グループ展/阪神梅田本店(大阪)
2020  グループ展/伊勢丹新宿本店(東京)
2021 個展/東武百貨店船橋店

2017-18 新聞連載/「さいたま花巡り」/埼玉新聞
その他、個展・グループ展・メディア出演多数。

展覧会パンフレット

コメント

タイトルとURLをコピーしました