最近、家族のことで悩みがあり・・・・お世話になっている虎ノ門の事務所にご相談に伺いました。
悶々とした心を抱えながら銀座線を降り、改札に向かおうとしたら・・・・。
虎の面を着けた少女たちがお出迎え。
あまりの衝撃に動けなくなってしまいました。
これは凄い!
真ん中のあたりの少女一人だけが、これから面を着けるようなのですが、彼女の表情から目が離せません。
写真だと分かりにくいかもしれませんが、見る人が位置を変えると彼女の視線が追ってくるのです。背筋がぞくっとするほど魅力的です。まさに虎の少女に囚われてしまったと言ってもいい。
憂いを含んだ表情といい、色調といい、コンセプトといい、凄い!
作者は多摩美大出身(現 准教授)の彫刻家中谷ミチコさんで、2020年の8月にこのレリーフが設置されたときには、SNSを中心に大変な話題になったそうです。寡聞にして知らなくて、今頃何を言っているのかと言われそうなのですが、本当に衝撃を受けた作品でした。
虎ノ門の地名は江戸を守る四神のうちのひとつ白虎から来ているそうです。
12人の虎少女が守る東京の中心、ぞくっとするほどカッコよいです。
現物を見ていただくと分かるのですが、この作品は普通のレリーフと逆になっています。
飛び出しているのではなく、へこんでいるのですが、カメラを通すと平面に見えます。
また鑑賞者の視点に合わせて眼が動いているようにも見えます。錯視を利用した作品とのこと。
これはぜーったいに現物を見るべき作品ですね。
悩みが吹き飛びました!
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(ライター晶)
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