「ダリアの花は毒があるんだよ」
子供の頃、近所の友達にそう言われてずっとその美しさの陰には毒がある信じてきました。
今、調べたらそれは迷信だそうです。
そんなこと言われたって、魔性の女が実は人の良い(かどうかは分からないが)美人だったという、そんなイメージ転換はなかなかできない。。。。
日本画家の小笠原明代さんが描いて下さった新作 「花巡り ダリア」です。
この作品は、先月21日の埼玉新聞に掲載されました。
最近は、様々なダリアが開発されて花屋さんの店先を美しく飾っていますが、このダリアは私の昔からの印象に近いものです。小川の細川紙を用い、背景に縞と箔をあしらい、鑑賞の心に委ねる描き方は、日本人ならではの感性に満ちながらもモダン。
ダリアの花言葉のひとつは「感謝」だそう。
人は一人では生きられない社会的動物。
周りの方への感謝を忘れないという気持ちも込めて、自室に飾ってみてはいかがでしょうか。
作品のオリジナルはひと月ほど伊勢丹浦和店美術画廊に飾っています。
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