今まで四十ウン年生きてきた身としては、4000年前のことも、なんだかそんなに昔のこととは思えない。(もちろん生きてはいなかったけど)。この人生を100回繰り返せば、この縄文時代に辿り着くんだなと考える時、縄文時代って、そんな悠久の昔ではないような気がします。
青森の三内丸山遺跡と同時代、規模も同程度ではないかと言われている遺跡群。だけど青森の遺跡に比べると訪れる人は、あまりいません。非常に静か・・。遺跡はなだらかな小山の中腹に位置し、海まではさほど遠くない。遺跡から見える蒼く、肥沃な海を眺めていると、ここが「北のまほろば」と言われた所以がわかる。
場所は、函館から車で約1時間。遺跡まで行く途中の景色。
南茅部は昆布漁で知られている。谷村志穂の小説「海猫」でも有名。映画にもなりました。伊東美咲主演で。見なかったけど・・。海岸線に立ち込める昆布の匂いは独特のもので、小説の情景が頭に浮かびました。
彼女(彼?)は、「かっくう」と呼ばれている。(南茅部+中空?)
農作業中に、出てきた中空土偶。今は、日本国の国宝だそう。
足が繋がれているのが特徴。
オリジナルは、函館の市立美術館で期間を決めての公開だそうで、大船に行っても会えません。
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