デビュー以来大人気の溝口まりあ先生。福福堂とは5年ほど前から一緒に展示の機会を頂いております。
今回インタビューをしてみて感じたのは、溝口先生のいつも変わぬ真摯な姿勢。
展覧会場での溝口先生はおっとりと丁寧にお客様と絵の話をしていらっしゃいますが、インタビューでもそのまんまでした。『一日のルーティン』を取材したところ、普段から先生はおっとりマイペースで何事にも真摯なアーティストなのだなあと感じました。
高校生の頃に若冲の原画と出会い、驚き涙が流れたといいます。その時に数百年経ってもこうして感動させられる『日本画』というものに惹かれたのだそうです。
それ以来『1000年変わらず私も誰かを感動させられるような作品が作りたい』と画材や絵の研究を始められたのだそうです。まだ見ぬ新素材との出会いや新技法の研究をする姿は私達ギャラリストもよく見ております。日々画材店を訪れ、時にはホームセンターでも刷毛や素材などを眺めて過ごすこともあるそうです。作品や絵の具に対しても変わらず丁寧な溝口先生の姿を感じます。
もちろん面白い冗談もお話されます。自宅での猫とのお話などは、芸術家のリラックスした横顔を見せてくれます。私は、「これだけ猫がお好きなので猫を描いていらっしゃるのだ」とずっと思っていたのですが、実はそこには深い理由がありました。続きはインタビュー記事本編でご紹介したいと思います。公開をお楽しみに!
なるべく早く公開できるように頑張ります。ゴールデンウィーク前には…遅い!頑張れ私!
(ライター蓮)
溝口まりあさんの展覧会情報
溝口まりあ 日本画展 ~猫祭り~
会場:銀座三越
会期:2023年6月14日(水)~19日(月)[最終日午後5時終了]
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