4月、電車などで読んだ本
● 「習慣の力」byチャールズ・デュビック
感想
● 「証拠改竄」by朝日新聞取材班
ニセの障害者団体から頼まれて、証明書を偽造した厚労省の係長の不正事件に、巻き込まれて冤罪で逮捕された村木厚子氏の事件、結果として不当逮捕の証拠の一つとなったフロッピーが、大阪地検のエース前田恒彦氏に改竄されていた実話。
この実話を朝日新聞の記者たちがスクープすることにより、地検が焼け野原になった。
結果として、前田検事とその上司二人も逮捕されてしまったという映画のような話。
文句なしに面白かった。鬼気迫る記者達の働きっぷりが凄い。
しかし、厚労省の係長も、前田検事も、私利のためというよりは、早く厄介事を終わらせて予算の仕事に取り掛かりたいからとか、組織のプレッシャー等から一線を越えてしまった。
皆、組織のため。
組織って何のためにあるのか・・・・組織人の悲哀を感じた。
● 「地政学入門」 by 高橋洋一氏
ひとこと。ロシアはいつも肥沃な大地と不凍港が欲しい・・・・・よほど寒いんだね、と気の毒になる。
● 「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」 by デイブ・アスプリー
TSUTAYAに積み上げてあるから買ってしまったのだけど、ちょっと期待はずれでした。
筆者がお薦めする食生活は私には出来ないよ。
たった一回、バター入りコーヒーを飲んだだけで、胸がおかしくなってしまった。
● その他、小谷野敦氏の本
感性が私にはしっくりこなかった・・。
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