京都の正寿院にて匍匐前進(宝居智子さん天井画)

今月末に銀座三越にて個展予定の宝居智子さん

Twin girls – Hearts and Diamonds -(from playing cards)
絹・岩絵具・水干絵具 F10号

実は、宝居さんは4月に京都の宇治田原町にある正寿院さんに天井画を納めておりました。

ちょうどGW明けの静かなシーズンだと思い、本日新幹線とレンタカーにて拝見して参りました。宇治はちょうど新茶の季節、あちこちのお茶屋さんで新茶の看板が出てました。
新緑も美しく、寒くも暑くもない素晴らしい季節!

ご案内して下さった方にお聞きしますと、本堂の天井画は今からおよそ250年前に描かれたものだそうで、お線香の煙などで、少し見えにくくなってしまっているとのこと。

今回、新しい客殿には、宝居智子さんを始めとする新進気鋭の日本画家や書家の方が併せて160枚納められました。正寿院さん曰く、250年後には本堂の天井画のようになるのかなと思ってご依頼されたとのこと。さすが時間の尺度が京都です!

本堂お参りの後には、はやる心を押さえて、さっそく新客殿を拝見しました。

わ、圧巻の天井画!!

見とれてしまい、ずっと上を向いていたら首が痛くなってきたので、畳に寝転んで鑑賞しました。そして匍匐前進しながら移動してまた鑑賞。
はあ~。良かったです。命の洗濯できた。

宝居智子さんの個展は、5月24日から30日まで銀座三越にて開催します。

宝居さんは全日来場予定です。
ぜひお立ち寄りくださいませ。

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