宝居智子の浦和二度目の個展「花蝶絢爛」は、昨日で終了しました。
いや~、凄かったです。
カザフスタンでの制作も、興に乗って来られたのか、新境地を開いてくれたような作品群でした。
少し手狭な会場が、お客様の興奮で一杯になった7日間、最後の最後までお客さまも途切れず、オーダーもいくつも頂きました。
夢見草 鬱金桜 F20 雲肌麻紙・金箔・岩絵具 |
普段、カザフスタンで制作している宝居さんですが、この展覧会のために帰国、わざわざ和服を用意してお客様の対応をしました。
初日は、朝から凄い人で、開始後4時間で半数以上の作品がお嫁に行きました。
「舞妓」 F3 雲肌麻紙・岩絵具・金泥・金箔・白金泥
中学生の頃から、将来日本画家になりたかったという彼女は、高校に入学する時の入学祝に何が良いかと聞かれて、迷わず「京都旅行」と答えたそうです。その頃から既に日本の美に興味を抱き、歌舞伎座に通ったり、草花を愛でたりしていました。まさに栴檀は雙葉から・・・・ですね。
「扇面花蝶図-梅護寺数珠掛桜」 F6 雲肌麻紙・岩絵具・金泥・金箔
次回の展覧会は、もう一人の完売作家 中原亜梨沙との二人展です。
新春1/2から6日まで、伊勢丹新宿店にて開催されます。
今回の個展で殆ど絵が無くなってしまったので、これからカザフスタンで徹夜で描かれる予定です(涙)。
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